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調査初日の勤務先から退社する対象者確認。
これが皆さんが考えるよりも難しい作業となります。
対象者が必ず車を使用する場合は、その車をマークしていれば対象者が現れてそれに乗るところを確認できます。
しかし、対象者が徒歩で移動する場合は、その方法が取れません。
預かり写真で確認
そこで通常考えられるのが、ご依頼者からお預かりした写真から対象者を確認する方法。
これがちょっと厄介なのです。
ご依頼者からすれば、対象者とはいつも顔を合わせているので、後姿でも確認できるかもしれません。
しかし、対象者を知らない調査員は、そう簡単にはいきません。
車のナンバーの場合、覚えているか忘れてしまったかは容易に判断できますが、写真の場合は、その境目がはっきりしません。
対象者の顔を覚えたと思っていても、実際には覚えておらずにその気になってしまっていることも多くあります。
髪型(分け目など)・眉毛・目・鼻・口・耳の特徴を捉え、年齢や身長・体型などと一緒に覚えます。
雰囲気なども感じ取れればベスト。
しかし、写真に似た人物を確認できれば良いですが、対象者が出てくる出入り口付近が明るいとは限りませんし、雨の日は傘で顔が隠れてしまいます。
写真が古くて、容姿が変わってしまっている可能性もありますし、新しい写真でも写真うつりが実物とは違ってしまう方もいらっしゃいます。
たとえ写真に似た人物が出て「これだ!」と思い尾行を開始しても、どこかで「もしかして違う人物ではないだろうか」という不安を抱えながらの尾行になってしまい集中力が続きません。
さらに現在では、コロナの影響で皆マスクをしているので、より一層難しくなっています。
もちろん、写真に写っている対象者と実物がまったく同じで、簡単に確認できることも多いですが、確認できないことも考え、できるだけ確実に調査を進めなければなりません。
そこで、いくつかの方法をお知らせいたします。
対象者確認を成功させるための三つの方法
① ご依頼者に調査に同行していただき、直接対象者を確認してもらう方法
この方法は確実ですが、対象者にご依頼者の存在を気づかれないように注意しなければならず、調査車両に乗車していただいての確認作業となります。
つまり、調査車両から出入口が見えなければならず、出入口が複数ある場合はこの方法はできません。
弊社では、ご依頼者が不倫・浮気調査に同行できる保証をしていますが、過去にこのためだけに同行したご依頼者はいらっしゃいません。
② 調査実施日の朝、対象者が自宅から出るところから出勤するまでを尾行する方法
この方法の利点としては、調査員が直接対象者を見れるので、その日の服装や持ち物を確認できるのはもちろんのこと、対象者の容姿・雰囲気・歩き方・勤務先の出入り口を把握することができます。
調査料金が別に発生しますが、確実に調査を進めるために最もおすすめする方法です。
自宅の出入口が直接見えない場合は、対象者が出たときにご依頼者が調査員に「今出ました。服装とかばんは○○です。」と連絡いただけると成功率が高まります。
③ ご依頼者に、調査当日の対象者の服装・持ち物などを知らせてもらう方法
①や②が実行できず、やむなく対象者の写真で判断する場合は、少なくとも「調査当日の対象者の服装・持ち物の情報」を知らせていただけると、探偵事務所側も非常に助かります。
大体はこの方法が多いです。
この場合は、服装や持ち物を言葉で伝えるのではなく、写真を撮ってもらえるとさらに間違いがありません。
例えば『色』です。
グレー色やカーキ色は同じ言葉でも違う色が存在します。
また、カバンなどのデザイン。
言葉で表現するのは難しいですが、写真を撮れば非常に分かりやすいです。
探偵社の中には、契約後から報告まであまりご依頼者と連絡しないところもあるようですが、不倫・浮気調査はご依頼者と探偵社が協力しあって進めていくことがベストです。
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